交渉の心理学 3

交渉の心理学シリーズで今回は、相手と交渉するときのコツを3つ紹介します。


1.好意を持たせる
人は誰でも、自分の好きな人物から頼まれたお願いは断りずらいものですよね。
では、どのようにして相手に好意をもってもらえばいいのでしょうか?
1.ルックスが優れていること
見た目が清潔感のある自分物に対して好意を抱かない人は少数派ですよね
2.自分と似ている、同じ行為をする人
相手と自分が似ているアピールすると相手が好意を持ってくれる可能性が上がります。
3.自分をほめる、お世辞をいう人
誰でも自分がほめられたいという欲求をもっている人は多いと思います。その欲求を満たしてやることによって相手の自分への好感度が上昇するわけですね。
ちなみに明らかに相手がお世辞を言っている場合でも、相手への好感度が上昇することがわかっています。男性は相手へのお世辞を言うことが苦手な傾向があるので、少々意識してみるのが大事になるのではないでしょうか?
4.同じ作業を一緒にする
人は誰かと共同で作業すると相手への好感度が上昇することがわかっています。
ただし、相手と自分の行動が協力的である作業にのみ好感度が上昇します。
相手と対立するような作業では(ゲームで対戦)とかでは相手への好感度が上昇しずむしろ敵対心を抱くことがわかっています。


2.権威を主張
「これは、専門家の意見です」と言うだけで、その意見の説得力は向上します。
人に権威をアピールする方法として、
1.服装
2.社会的地位を見せる
3.いい車
などの三つの方法があります。
ですから、スーツを着て、ランボルギーニに乗って、大学教授です!なんて言えば大体の人はその人の意見に従うのですね。
たとえ嘘だとしても。
ちなみに、身体的特徴として身長が高いと人の地位が高く見えるという効果もあるので、底上げ靴を履くことは以外に重要だったりします。


3.希少性の強調
希少性がなぜ人の心を魅了するかといいますと、希少なもの将来手に入らないかもしれないと錯覚するからですね。
ちなみに、希少性には商品そのものの希少性と、情報自体の希少性があります。
商品の希少性とは、季節限定!、数量残り少し!とかみたいな感じですね。
情報の希少性とは、うちの会社だけが持っている情報なのですがこの株は将来下がりますよ!みたいなその情報自体が希少なものを意味します。


商品の希少性は人の購買意欲を向上させることにつながりますが、情報の希少性は商品の希少性以上に購買意欲を向上させることが実験でわかっています。


ですから、自分の会社しかもっていない情報を開示するときには、「うちの会社の独自の情報なのですが。。」と耳打ちするだけでも相手が商品を購買する確立が高くなるというわけですね。