人間という種の性戦略について一人ごと


以下の内容は性淘汰理論などなどの進化論的に、人間の行動理論と現実世界では実際に何が起こっているのか考える、というあまり生産的ではない内容になっております。


僕のブログでは以前性淘汰について二回ほどとりあげたのですけど、意味がわからないと思う人はわかるところだけ適当に聞いていってください笑
まあ、大幅は本で読んだ内容なので信頼性は高いと思いますが、独自の考えに関しては私は考えるーみたいな表現をします。


まず、女性がご飯を男性から奢られたいと考えるのは自然なことなのだと、色んな本を読んでいて気づきました。
古来において、男性は女性と性的な関係になりたいなら、報酬としてお肉を要求したそうです。べつにお肉自体に意味があるわけでは、ないのですけどハンディギャップ理論。つまり、自分への愛とやらを客観的に図ろうと女性はしていたのですね。
女性が採取などをできるようになって時代において、実でほとんどの栄養価は採取したもので満たされてそうです。


じゃあ、男はなぜ肉を捜しにいくのか?男が狩に行って大きな動物を仕留めて肉を持ち帰る確立は約10~4%ほどだったそうです。しかも、肉は3日ほどで腐るので栄養としてはまったく使えません笑
されにお肉だけがほしいなら、草原で小さい動物を捕まえれば簡単に手に入るはずだったそうです。けどみんなそうはしなかったのです。


じゃあ、男性は何をしてたのでしょうか?そう自分の性的魅力度を上げに行ってたんですよ!スポーツやってる男はもてるでしょう、それと同じ感覚です笑


つまり、大きな動物を倒すことで自分の肉体の頑丈さ、精神の強さ、知性でアピールをでき。そして、女性もそのような男性が好きだったのでしょう。


スポーツも非常に非合理的な行動なのです。しかし、多くの男性はスポーツを楽しめますし、結果的に性的魅力度が向上します。


そう私たちは


ほかにも、この現象なんとなく現代に似てませんか?
現代においては労働生産性は非常に向上しました。食料さえあれば多くの人間は生きていけます。では、どれほどの食料が必要だとして、たぶん日本の人口をまかなおうと思ったら日本人は平均年収の10分の1でまかなえると思いますよ。


ほかにも、電気、インターネット、ガス、水道の整備、税金さえしていれば大体生きていけますよね。これらを計算すると田舎の場合月々10万円ほどあれば生きていける計算になります。なのに僕らは平均年収が400万つまり、月々多くの人々は120万円で最低限の生活と娯楽(友人としゃべる、たまにカラオケ、自転車旅)などで生きていけるのに、そうはしない。


たぶん多くの人は広い草原で、マンモスとか、いのししを探しに言っていると思うんですね。つまり、資本経済における勝者とは多くの資本を持っている人間です。それは、なぜか?結果的にその人物の魅力度を上げている可能性が高いからです。実際に女性から見たお金持ちは全体的に魅力度があがりますからね。


それにあるアンケートでは多くの人が、自分が年収600で他人が年収1000万よりも 自分が年収400万で他人が年収200万の方がいいというのです!


そう、つまり相対的に資源を持っていることに本能的にとりつかれるんですね。特に男性は。


たぶん栄養に節約に気を使うゴキブリとかから見たら意味不ですよね。昆虫みたいな種は無駄に動くことは栄養のロスになるため、ニートこそ勝ち組状態になりますし、多くの種は無駄に動き回るような動物はほとんどいません。
明らかに適者生存では説明できないことが目の前で起きているのです。


実際にうちのゴキブリは天井から僕を筋トレをしている姿をみて鼻で笑って
「なんなんだ!wwじたばたしても栄養がなくなるだけだぞw」
と言っていました。



話は飛びますが。
女性が結婚のパートナーの結婚指輪に給料二ヶ月くらいのお金をつっこんでほしいと考えているそうです。
ダイヤモンドの価格が私たち給料よりも相対的に低くなった現代ではどうでしょうか?
その状況では女性はさらに大きなダイヤモンドを買ってほしいと考えるそうです。
さて、僕男性の立場としては、「なんて女性は非合理的な動物なんだ!」と言いたくなってしまう時期が僕にもありました。
しかし、女性がほしいのはあなたの犠牲なんですね。つまり、自分にそれだけの無駄なコストを払ってくれるだけの資産と愛があることが、その瞬間に証明されるんですね。
そうなると、ビルゲイツが奥さんに送った結婚指輪とは非常に高そうですよね笑



さて、ひと段落しまして。。


多くのカップルは約4年程度で、分かれる確立が上昇するそうです。なぜ、でしょうか?有力な仮説は古来において、子供を孕んでいないで4年間も一緒にいる場合将来的にその人物との子供ができないこと多かったため、人はそのように進化した可能性が高いそうです。
まあ、つまり愛着というものがなければ一夫一妻性は存在しないのだとかってに考えます。


大体の動物は相手に何らかの性欲を抱くことはありますが、同様に恋愛感情も機能していることが多いです。つまり、恋愛と性欲とは脳の回路は少々ことなりますけども、性欲が人に恋愛をさせているんですよね。まあ、ご存知だと思いますけど。


つまり、相手と性的な関係になるためには遺伝的に、肉体的に、知性的に相手が自分の持っている閾値を超えているか認識する必要があるのだと考えます。
その閾値を超えた相手に対して抱くのが恋愛感情では、ないかと考察しております。


ちなみ、あまり楽しくない話をしますと。一目ぼれは恋愛感情においてたまにある形ですけど。一目ぼれされる可能性が高い人は肉体的な魅力度が普通の人よりも高いらしいです。
具体的には、肉体的魅力度を5点満点で評価すると、1点上がるごとに一目ぼれされる確立が9倍になるそうです笑
つまり、僕らは特定の女性や男性に一目ぼれをしやすく、向こうからしたらまたかよーとなるのかもしれませんね。


僕みたいなチビガリには、非常に悲しいお話になっているのですけど笑
ちなみ、男性は肉体的魅力度は筋肉というものがございますから、ワンちゃんあります。



女性の場合は、アンチエイジングの専門家のパレオな男さんのブログとか読むといいと思います。男性は若い女性が好きですからね。


また、話はぶっとびますけど。若い個体が好きという点で人間は少々変わっているそうです。確かに若い個体の方が生殖能力が高い可能性がありますけど、確かチンパンジーの場合はすでに一度子供を生んだことがある個体の方が魅力的に見えるそうです。
つまり、チンパンジーは熟女好きなのかもしれせんね。基本的に長く生きている雌の方が、経験値が豊富だし何より一度子供を生んだことがあるということは、その人物は生殖能力が正常にあるという証明ですからね。


まあ、人妻そそられるーとか言う人は実は進化的には合理的な判断だということなのですね。僕も好きですし(avの話をしております)
ほかに人妻がそそられる理由としては、自分の子孫を自分のコストを払うこと無しに生める可能性が高いからですね。


スズメは不倫症な動物らしく雌はすぐ不倫します。しかも、不倫されやすい雄の特徴として、肉体的魅力度が低い、やさしいけど餌をとる能力が低いなどなんとなく私たちも耳が痛い話になってますよね。スズメの雄は自分の子供だと思って育てているのに本当は他人の子供だということが、3分の1の確率で起きるらしいです。。。
泣けてきますね(泣き


まあ、人間はこの割合が確か10分の1程度だったらしいです。。(裁判所で調査対象となった家族をみると約10%なので現実世界ではもっと低い可能性が高いですよ。)
人間もスズメもどっこいどっこいですよね!(震え声



まあ、本来的に人間は一夫多妻な動物なのか、一夫一妻な動物なのかといいますと人間は緩い一夫多妻性だそうです。
実は金玉の多いさが非常に大事になってきます。つまり、金玉とは精子を生成する機械になっておりますのでその大きさが一夫多妻性と相関が強いそうです。


まあ、かと言って男性に一夫多妻性をやれといっているわけではございませんからね。
ちなみに一夫一妻性の恩恵は実は我々男も結構受けているのです。古来ですと独裁者がすべての若い女性を寝取るなんてことはざらとありました。
人が権力を得る理由は多数の女と寝るためという説も有力ですしね。
農村の男どもは、永遠に童貞なんてこともあったそうです。民主主義万歳ですね笑



以前にも言ったように
政治的力、政治的発言をする→自分の頭の良さがよく見せることによって政治的な地位があがる→性的なパートナーが増えるという感じに自分の適応度表示をしているわけですね。
これらの行動が多くなるのは、成人で若い男性ですよね。つまり、彼らは無意識に権力を追い求め結果的に性的なパートナーを増やすことに成功するわけですね。


フロイトの性の抑圧理論とはかなり違いますからね。フロイトの洞察はかなりすぐれていましたけど、我々は性的興奮をしながら上記のような行動をするわけではなくて、脳みその回路は別の領域を使えばよくて、性欲回路とは多少近いものならいいのではないでしょうか。



世の中にある多くで生存に関係なさそうなものは、性淘汰のために存在することがほとんどです。
性能だけで言えばほかの車と大差ないのに、エンブレムにかなりの額を払う車を買う人とか。
無駄に高いブランドを買い自分の価値をみなに見せびらかすとか。
ツイッターで自分がどんな高いご飯を食べているとか。
自分のブログで自分がどれだけ性淘汰の知識を持っているか見せびらかすとか。
まあ、ブログに性淘汰の話を書くことで僕の魅力度が上がるか、それとも変態と認識されるかは怪しいところですけどもww


けど、自分の性欲が興奮しながら上記のような行動をする人はほとんどいないと思いますけども。
俺はそんなはしょうもない感情をもってそんな行動を行っているわけではない、とも言いたくなりますよね。僕も同様に。


けど、我々が持ち合わせている美しい音楽をめでる、絵画をめでることは自分が相手の性的魅力度を定める機能だった可能性が高いです。つまり、いい性的装飾に対して美しいとか、すばらしいという感情がわくような仕組みになっているということですね。


ほかにも、いい服を着ると高揚感があがるのようなことは、結果的に自分の性的魅力度が向上する可能性が高いですから、進化的には合理的な戦略なのですね。



恋愛の話になりますが、恋愛は性欲とは多少は異なる快感回路を活用していますけど、多くの部分は同じ部分を使っています。その名前はvtaという名前の回路です。快感回路とも、報酬回路ともいいます。
基本的に自分が気持ちいと思う行動のほとんどは、上記のvta回路が動いていることが多いです。


また、僕の考察になるのですけど。現代社会の人間は非常に動物的には少々変な構造をもっているような気がします。


どんな構造かといいますと。性的魅力度を見せびらかそうと思ったら、その見せびらかしを見ることに対しても報酬系の回路が作動する必要があります。つまり、その魅力度を認識する能力です。
芸術を見たら芸術が美しいと思える心を意味しています。
誰だって音楽を聴いたら楽しいとか、悲しいとか感情的な表現に置き換えることができると思います。
それらの感情は本来的には相手に性的魅力度が高いかどうかを認識するためのセンサーだったと思うのです。


もしも、人間は自分の遺伝子をひたすら広げる機械だと仮定すれば、そんな機械の最適な戦略は自分の性的魅力度を上げること。つまりは多くの若者がするように、いい服をきて、恋人に自分の詩を書いて、音楽の作曲する、そして高い地位について働き給料を得るなどなどの行動を生涯的にやることが生命としての役割であります。
それなのに、多くの人は生殖能力がなくなっても上記のような行動をします。
たぶんの脳の機能としてデフォルトでついている性的魅力度高める装置、もしくはそれを見破る装置が、私たちの人生を結果的に楽しいものにしてくれるというわけですよね。



また、性的魅力度と資本主義には深い関係があります。
つまり、例えば孫正義という人物が自分の性的魅力度を上げるためにソフトバンク起業をして、そして性的魅力度をあげるために社員はソフトバンクに入社する。そして、私たちは性的魅力度をあげるために、おしゃれなスマホを買い求めるという無限ループが続いているような気がしますね。別に悪いことだとは思いませんが。。。


そのような性的魅力度を高めたいという欲望同士が資本主義という舞台で舞っているみたいなシュールな構造が非常に面白いですよね


ただ、コンテンツを受ける側は常に性的魅力度とトレードオフで自分のお金払うのだからなんだかなーという感じですけどね。


以下は以前のお話となっておりますので興味ある方は覗いてみてください。

みんなただ恋人がほしいだけなんだ。。。(性淘汰のお話)

恋人選びの心―性淘汰と人間性の進化 (1)
恋人選びの心―性淘汰と人間性の進化 (1)
岩波書店


今日は、性淘汰のお話について軽く紹介していきたいと思います。
以前にも進化論で軽く紹介していたのですが、今回はもう少し色んな人間の行動を性淘汰で説明していきたいと思います。


さて、性淘汰という言葉を聴いたことない人に軽く紹介しておきますと。生物には大きく分けて二つの淘汰が働いているとダーウィンが見つけたのですね。ひとつは適者生存、二つ目は性淘汰です。
適者生存は非常にシンプルは法則です。


つまり、自分の遺伝子を残せるのは生き残って、自分の遺伝子を後世に残せたやつが結果的に多数になるということですね。
つまり、生物はただ生きているだけで環境に対して最適化されていくという話です。


しかしですね、生物の生態系をこの適者生存の原則だけで説明しようと思うと、クジャクのような羽が美しい種がなぜいい残っているのか説明できないのですね。


だって、クジャクのような美しい種類の動物は簡単に敵に見つかってしまいますから、生存確率は低下して結果的に淘汰されてしまうはずです。
かのダーウィンさんも”クジャクの羽が意味不すぎて、吐いちまうぜ!”とツイートしてたくらい理解不可能なんですね。


そこで生み出されたのが性淘汰理論。
ざっくり、性淘汰理論とは雌もしくはまれに雄が異性を選択するときに選り好みするようになってことをいいます。
ここから多少話が複雑になります。つまり、クジャク(雄)の羽が美しくなってのはクジャクの雌が羽が綺麗な雄を好きになるように突然変異したからなんですね。


ちなみに突然変異とは、遺伝子が交配されたあとに以前とは異なる遺伝子に突然に変異することですね。


つまり、偶然にも現在にクジャクに羽の模様が好きな雌が突然変異で誕生して、それが結果的に生存に有利は方向に働いた結果クジャクという種は生き残ってんですね。
まあ、どちらかというとクジャクの羽の綺麗さが進化に役にたったというよりも、クジャクの羽が綺麗な雄ほど結果的に生存能力が高い可能性があるということですね。


たとえば、人間の例で話します。人間でいうなら男性ホルモンが多い人の方が短期的な性パートナーに選ばれる確立が高くなり。しかし、実は男性ホルモンは免疫機能を低下させる機能もあるのです。逆に考えれば自分の免疫機能をある程度まで低下させても問題ない固体だけが男性ホルモンを多く分泌するようになるわけです。


ですから、女性が男性ホルモンが多そうな固体を選択するのは非常に合理的な選択なんですね。つまり、結果的には健康な子供を生める可能性が高くなるからですから。しかし、一夫一妻の制の現状においては、男性ホルモンが多くなることでほかの女性にも手を出しやすくなるなどのデメリットも生じてしまいますので、モテ度はどっこいどっこいになるのではないでしょうか。


性淘汰の理論は人の適者生存の理論で説明できなかったような現象を説明してくれます。
なぜ、歌を歌うのか、絵を描くのか、面白いストーリーを書くのか、ユーモアはなぜあるのか、人は人を助けるのか。これらをなぜ行うのかには、適者生存で説明することは今までは非常に困難でした。
歌を歌うことで生存率が上がるなんて思いませんよね?外的に見つかりやすくなるだけです。ただ上記のような副産物的な機能を持って個体を好きになる遺伝子をもって人間だけが現状生き残ってのです。つまり、これらにはなんらかの淘汰が働き何らかのメリットがあったはずです。


ここで新しい考え方を導入してみたいと思います。それはハンディギャップ理論です。ハンディギャップ理論とはクジャクのような無駄な機能を持ち合わせた、無駄な機能にエネルギーをまわせるだけの余力があるわけですね。つまり、無駄な羽を持ってもあまりある活力とエネルギーで生存できる可能性が高いですよーという風にも見ることができるのです。


けど、これは僕のずっと疑問だったんですけど、クジャクの羽は進化的には生存にはまったく役にたたないという風に説明されることが多いと思うのですけど。
仮にクジャクと同種でクジャクの無駄に大きい羽のエネルギーを自分の体の筋肉にまわす力がある個体が存在して、雌がその筋肉の大きさに惚れるように進化していたとしたら、客観的にみてその個体のほうが生存率が高いように見えるのですけども、、、
まあ、自然というすべてのものを最適化する仕組み上で、クジャクは生き残ったのですからなんらかのメリットがあるのは明確ですけど、それはなんなのか非常に興味深いですね。
有力な仮説として、初期のころには大きな羽をもつ個体は何らかの適応表示(自分がどれだけ優秀な個体かを表現することこの場合、体力の多さ、生殖能力の多さなど)を示す指標としては優秀だからという理由になるかも知れませんね。だとしたらある程度の無駄な機能が生物につくのはしょうがないことで、その無駄が適応度表示になるという理屈が性淘汰としては有力ですね。


さてさて、無駄にクジャクの性淘汰の話をしましたが人間には関係ないよね?という風に見える方も多いと思います。
ですけど、現状は性淘汰である程度の人間の謎な機能が説明できるようになるかもしれません。
例えば、歌を例に取りましょう。歌うことは非常に生存に不利に働きます。なぜなら、外敵に目をつけられやすくなる可能性が高くなるからです。ですけど、人でも動物でも歌うものは多いですよね。例えば鳥などは相手の歌のうまさで生殖相手を決める種が多いですし。


では、歌がうまい個体はなんらかの生存上の有利を持っている可能性が高いですよね。人間の場合、歌のうまさは肺機能がうまく機能していること、綺麗な声を出すためには体の左右対称性が高い可能性が高くそれらの個体は遺伝的に優れている可能性が高いことなどが考えられます。ほかにも、歌には詩の作成能力(言語能力)や音楽の作成能力(自分の想像力表現など)の自分の適性表示な要素を含むことになります。
実際にバンドマンってモテますよね。自分が音楽の作成能力があること、自分の声が綺麗なこと、音楽的才能があることが性淘汰ではかなり重要になるようですね。
さらにそれらに対して労力を費やすほどの資産があることも伺えます。ですから、バンドマンもある意味でハンディギャップ的だといえますよね。


ほかにも、この世の中に存在する芸術に関わる学問はほとんど性淘汰の産物だと言えます。自分の周りを見渡してみると、確かに才能がある芸術家や音楽家は異性からモテルような印象を見受けられます。


さらに、芸術にもハンディギャップの理論が適用されます。つまり、芸術作品とはそれ自体がただ美しいだけではだめで、それなりに労力を必要とする行為だった可能性が高いわけです。写真というものが登場してから風景をそのまま記述する絵画というもの価値が下がるようになりました。
具体的には抽象画などの現実の風景とは異なるものを描いたほうが、社会的な評価を得られるようになったのです。


大事なのは、その作品がどれだけその人物の実力的側面を含んでいるかが大事になります。つまり、技術的に精密なものはその人物の高い知性を示唆させます。


ほかにも、他人に親切にする行為は実は進化論上では、矛盾を生む行為になります。
仮に自分と血縁関係があるものにだけに投資するように、動物が設計されているならそれは確かに非常に合理的な戦略になります。なぜなら、自分遺伝子が後世に受け継がれる可能性が高くなりますから。しかし、まったく見知らぬ人に何かを投資することは非常におかしな行為です。なぜなら、もしも自分資産を他人優先にする利他的な個体が存在するとすれば、その個体は利己的な個体悪用されたすぐに淘汰されてしまいます。


けど、現実世界には他人にボランティアする人々、他人を助ける人々などが存在するのです。これらも実は性淘汰で説明できる言うと驚くでしょうけど、実際に説明できてしまうのです。


仮に性淘汰では、ないと仮定するとほかには互恵性などが存在します。つまり、利他的な行動をとるような行動を種全体が行うとするとリスクが分散されて結果的に種全体が進化しやすくなるということですね。確かになっとくしやすい理論です。
しかし、ゲーム理論的な考え方をしますとこの状況は公共の財ゲームてきですよね。つまり、他人が協力的な時に自分が裏切ると結果的に裏切った人物が一番利益を得ることができることは数学的に証明されています。確かに人間以外のほとんどの種は自分の遺伝子をもっていない個体はまったく無視する傾向にあります。
実際にチンパンジーでは行われた実験では、チンパンジーは自分以外の個体に対してあまり親切的な行動をしない傾向があったそうです。


じゃあ、なぜ人間は他人に親切にするような淘汰が働いたのでしょうか?それはおそらく性淘汰が働いた可能性が高いです。恋人に求める資質ランキングで一番に来るものは、他人に親切にする道徳心です。つまり、われわれは他人に親切にする個体を好きになるように進化したのですね。まあ、サイコパスさん以外ですけども笑


これらの証明されたとはいえませんが、面白い実験があります。男女混合で公共財ゲームをさせると男同士や女同士よりも男女混合のときにみんな協力的になる可能性が高くなったそうです。
つまり、男性も女性も異性がいるときには他人に親切にする可能性が上がるんですね。


まあ、結局他人に親切にするという行為はその人物と付き合ったりパートナーとして自分と心地よい関係を築くためには重要な資質だともいえますよね。


最後の性淘汰の理論が面白いのは、適者生存では公共財ゲームのような局所的最適解にいたる可能性が高かった(つまり全体としてはもっといい選択肢があるのに、あんまりな選択にとどまってしまうこと)ことが性淘汰のおかげで結果的に種全体の利益が向上するように進化したことが非常に面白いですよね。


あと最後に性淘汰は、雌が雄を選り好みすることがメインになります。なぜなら、雌は妊娠すると子育てあるため、約2年ほど子供を孕むことができなかったのですね。そのため雌は雄を選り好みする必要性がでてきたのですね。男は一発のコストが安いから乱交戦略をとりますが、女性は妊娠コストが高いため他人を選り好みします。
ですから、芸術家、音楽家、スポーツ選手(肉体的適性を他人に見せびらかせるから)、起業家(財産を築いて自分の社会的地位を向上させる)には男性が圧倒的に多いわけですね。


最後にこれらの理論は人間はフロイトみたく性的欲情をしたから絵を描いているとか、歌を歌っているとか主張したいわけではないことをご理解ください。美術を見て美しいと思う心と性的欲情がまったく同系統の脳の回路を必要とする必要はないんですね。つまり、本当に私たちは無意識にそれらの行動を性的誇示だと思わずにおこなっているんですね。


鳥に聞いてみてください、きっと彼らはこのようにコメントするでしょう。
「俺たちの美しい歌声が欲情しているからだって?馬鹿をいっちゃいけないと兄ちゃん。俺はあの歌はただ歌いたいから歌っているのさ。俺の美しい芸術にそんなケチをつけてもらっては困るね。」
みたいな感じにね。


つまり、私が言いたいのは古来なら性的アピールであったものを人が現代の娯楽的なものとして、分離させております。ですから、それを美しいと思う心と欲情とはまったく別物なのですね。まあ、多少は行動のタイミングには相関があるでしょうけど。
実際に、若い男はヒロイズム、音楽にはまりやすい、無駄に他人に奢るなど高齢者よりも、女性よりも行う傾向が強いですからね。



ですから、人間という種は上記のような理論が正しいと仮定すれば、非常に生物としては面白い進化をしたといえるでしょう。象から見たら僕ら非常に奇妙な生態系の持ち主のように感じるでしょうね。


あと、最後に上記の理論は現状もっと人間がなぜこのような生活をしているのかについて、進化論的説明が妥当というだけです。性淘汰で人間のすべての行動を説明できるわけではありませんとも、作者のジェフリー・ミラーさんも言っております。


それに進化論は間違えで実は、人間は神様が作ったのかもしれませんし、宇宙から急にやってきたのかもしれません。
それと、将来的にこれらの理論が改変される可能性がありますので気をつけてくださいね!


番外編
ここからは多少シモネタになるので、見たくない人はブラウザバックでお願いします笑
上記では、性淘汰の脳的側面がメインで話してきましたが、今度は人間の体的な側面で紹介します。実は人間のペニスは霊長類の中でも大きい方なんですね。本来ペニスの大きさと女性の妊娠しやすさにはまったく相関がないそうなんです。つまり、ペニスが大きくなったのは女性がペニスが大きいものを好む個体が突然変異で生じたからなんですね。そうペニスとはまったくの装飾品なんですね。
だからと言って、見知らぬ女性に僕のペニス魅力的でしょう?と聞くのはやめましょう。
女性は選り好みしますから相当なイケメン出ない限りかなり、一生の繁殖機会を失うかもしれない称号をもらいかねませんからね。


女性のバストもちなみに性的装飾品です。どうやら女性のバストの大きさとバストからでてくる母乳の栄養価的な質には統計的相関がありませんからね。僕らが男がバストに魅了される理由がよくわかりますね。
ちなみにバストは実は大きさよりもバストの左右対称性の方が重要だということがわかってきました。ですから女性のみなさんはおっぱいの形に最大限気をつけたほうがよさげですね。まあ、バストが大きくないと左右対称かわからないから大きさが重要なのですけどね。
ですので女性は自信があるなら男性に積極的に胸をアピールしたほうがよさそうですね。まあ、雑魚がかなり釣れる可能性がありますが(僕も毎度釣られております)、あなたには選り好みをする権利があるのだから、2m級のときだけ釣竿を引き上げるだけでいいでしょう。


あと最後にこれらのアドバイスは適当に流してください。女性の場合は

進化論について・・・

進化論について、考えてみました。
有性生殖の場合、まず固体の特性が次世代に遺伝すること、二対の性で次世代の子供が一人生まれることから生物は次の世代にグレードアップできるみたいなイメージですね。
そもそも進化理論には、淘汰というものがありまして大体二種類の淘汰が存在するらしい。
一つ目に、生存淘汰。二つ目に、性淘汰あります。生存淘汰とはその環境において、優秀な固体ほど生存率が高く結果的に次の世代に遺伝子を残せるのは、優秀な人だけだよねーみたいなイメージです。
性淘汰は基本的に雌は雄をより選り好みするらしいことから生まれる。たとえば、現在で言うなら背が高い人がタイプな遺伝子と知能指数が高い人が好き人がそれぞれ存在したとするときに、背が高い人が好きな遺伝子の持ち主は、次世代に背の高い子供を残しその子は社会的に高い地位に立つ確立は高くなる。知能指数も同様に。
この好みが逆に背が小さい人が好きという条件に反応したとすると、その遺伝子は社会的に出世しづらく次の世代に遺伝子を残さない可能性が高くなるため、自然において淘汰されてしまうというわけになるのですね。
つまり、雌がどのような雄を好きになる傾向があるかということが性淘汰なんですね。
現代に人間にこの性淘汰が働いているかというのは非常に疑問なのですが。
本来この性淘汰は一夫多妻性の時代には正しく働いた可能性が高いです。なぜなら、優れた雄がすべての雌の子供を残せるため、その優れた特性は迅速に拡大する。
しかし、現代のような一夫一妻制では、その淘汰は非常におこりにくくなってしまっていますよね。
誰でも、最悪結婚できるから劣勢遺伝子が次世代に残る可能性が高くなります。
ちなみに、人間は子供を作るときに女と男遺伝子のうち突然変異の少なくするように交配を行う。そ
れゆえに、次世代には自分の突然変異的特長は引き継がれにくくなる。
さらに人間は親からもらった遺伝子のうち(8万個)平均で3個の突然変異を受け継いでいるので、もしも性的淘汰の速度があまりに遅い場合、理論上人の遺伝子は突然変異だらけになってしまい、人間という種が終わってしまいます。なぜなら劣勢の遺伝子を次々と次世代に引き継がれていくからですね。
まあ、現状衛生環境とか栄養環境がしっかりしているので、突然変異の割合がすくないらしいです。ですから、一夫一妻制は成立するのですね


逆に最近まみれの環境ですんでいる個体は一夫多妻制になる可能性が高いそうです。
劣悪な遺伝子の割合が多いでどうしても、まともな雄に雌が群がる構造が出来上がるわけですね。
まあ、一夫一妻制も子供の生存率が向上するので、どっちがいいとはいえませんが、人間の場合一人の子供にかかる教育コストが高いため一夫一妻制のほうが優秀なのですけね?


さてさて、進化理論は理論上は人間のすべての体系、心理的行動の原因と理由付けできると思うのですが、それを検証する方法が非常に少ないのが難点なんだと思います。


それでも、進化心理学的がどのように異性を選ぶのかについて僕なりに記述していきたいと思います。
まず、人と動物の共通的な特徴として、雄が雌より体が大きい、雌が子育てする、雌は子供を授かるのは雄が一回射精するよりもコストが高くつくため、雌はかなりの選り好みをするなどなどです。
そうなんですよ。私たち雄は基本的には雌から選ばれる側だったんですよね。でもどうなんだろうな。。一夫一妻制になると雄も雌と一緒に子育てをしなくてはいけないから、雌が優れた遺伝子の持ち主かどうかはかなり重要な要因になるんじゃないか考えます。
雄にその能力がない場合、遺伝的に劣った雌と子供をつくり一生よりそうリスクが高くつくと思うのですよね。なぜ、われわれ雄は相手を見極める能力がもう少しまともに進化しなかったのかちょっとふしぎですね。


まあ、人間の場合い後天的にその人物の性格や知能を見極めるような能力をつけることができるから、そこらへんほかの生物とかなり複雑な性戦略になりそうですね。


話が毎回フライアウェイしてしまうことを非常に申し訳なく思います。


ですから、女性の性戦略としては相手の夫は、遺伝的に突然変異が少ないこと、子育て能力があり自分をみすてないこと、財産がそれなりにあることなどが求められる条件になる思うのですよね。けど、すべての女性がこのような性戦略をとっていたら、現代の男性は自分の子供絶対守るマンが量産されているような気がしますが。。。
真実は多少ことなるような気がしますね。まあ、男性がもてすぎる場合はほかの女にも手を出すようなプログラムが組み込まれているんだと思われます。非常に興味深いですね。
ですから、あまりにもイケメンすぎたりもてすぎる男性はあんまりいけてない女性から少々嫌われる対象になるのかもしれませんね。なぜなら、女性は自分が不倫されるのが見えみえだから。けれども、イケメンと同じくらい女性も魅力的だと、浮気をする可能性は低くなるんでしたっけ?この場合は女性が貴重な資源だから本能的に男は女を大事にするのかな?
さらに面白いの心理学の世界では、親切な普通面はイケメンよりもモテルとうデータがありますように、進化心理学の世界の知識が使えるわけですなー
つまりは、女性は男性が自分に献身的だといい父親になる可能性が高くなるからですね。いい遺伝子<親切なやつみたいに構造になるのは僕ら普通面にもワンちゃん勝てる可能性が出てくるというわけですね。
つまり、相手の弱みを見つけてそこにつけこめと!(サイコパスのような目で)
残念ですけど、あいにく僕のサイコパス度はそれほどなので、まあ少々親切にする努力を女性にしてみるのもいいと思いますね。
にしも、この親切という言葉が非常にあいまいだからここであえてもう一回再定義してみますね。
上記の内容をまとめると、女性が相手が自分を捨てないこと、生活的補助をしてくれるような男性が本能的に好きなる傾向があると。
さてに、遺伝的に生物的に魅力度が高い人間の特徴として、体の構造が左右対称になりやすいという特徴があります。つまり、成長の途中で栄養失調や寄生虫に感染した痕跡はないよー声を大にして言えるとうわけですね。
また、自分の体の左右対称性をアピールする方法には、歌を歌う(左右対称ほどきれいな声になる)、運動がうまい(同様に)みたいなアピール方法があるわけですね。
なるほど、バンドマンはモテルわけですね。足はやいやつも。