人にまつわる10のバイアス

以前ブログでは、人の意思決定は間違えばかりシリーズをやっていたのですが、今回はバイアス対策のためにも、バイアスにはどのような種類のものがあるのか紹介していきたいと思います。


1.ダニエルクルーガー効果
未知の領域に対して、私たちは過剰に自分はできるやつだ!と思むことをいいます。
無知の知を得ていないとも言えますね。自分がどれくらいできるのかを把握できる人は正しく他人と比較できるため、自分は無知だと認知できるのできます。しかし、自分が何を知っているかを認知できない人は、俺もできるだろうと感じるやすいのです。
また、他人の力をちゃんと認知する能力が低い、自分に過剰な自信があるため各章バイアスにおちいり自分の間違えに気づけなくなることも考えられます。


2.時間の見積もりバイアス
人は基本的に時間の見積もりに対して楽観的に計算してしまうバイアスを意味します。
ですから、時間を考慮した計画をする際にはどのような障壁が存在するのか、5分でも考える必要があるということですね。


3.自分のものを過大評価!
人は自分の使用したものに対して過剰に高い評価をする傾向にあります。


4.過剰な損失回避
損失を過剰にさけすぎてしまう現象のことをいいます。
「振られるのが、いやだからあの子に告白はしない!」
人は基本的に損失を恐れるように設計されてるので、自分の恐怖の感情に必要におびえすぎてしまいます。


5.機会費用の誤算
ある行動をするときそれ以上に重要なことをやりそびれている。
「すこし読書でもするか」・・・「あれ?明日の宿題やってなくね?」
誰でもあることなのかもしれませんが、もう少し計画てきに行動する努力をしたほうがいいということですね。。。耳が痛い


7.後知恵バイアス
人の記憶力は簡単に歪められてしまうため、自分がいかにもその現象を予測できいてような口ぶりで喋ること。
「あの人離婚したって!」→「やっぱり!なんとなくするような気がしてた」


6.確証バイアス
自分の信じるものがあるとして、それを裏切るような証拠には目もくれず、立証したものものだけに注意を向けてしまう。
「血液型診断ただしいよ!」
「科学的にうそだよ!」→「科学なんて毎回言うこと代わってるじゃん」
「あの人A型らしいよ!」→「ええ!やっぱり!細かいもんね」(後知恵バイアスも)


7.ハロー効果
はじめの印象がいいと、確証バイアスによってその情報しか集めないこと。また目の前の情報からはじめの評価を裏付ける情報のみ探してしまうこと。
たとえば、面接のときははじめの0.1秒くらいで相手の印象が決まり、その後のその人物の評価があまり変わらないこと。


8.サンクコスト
何かのリソースを必要以上にかけすぎたため、現在続けている行動をやめれなくなってしまうこと。
「1000円払って見た映画つまんね! けどもったいないから全部見るけどね」
「計画は思った以上に予算を使ってしまうことになりましたが、すでに引き返すことはできません」


9.相手の心を読みすぎる
行動から相手の心を読みすぎてしまうこと。正しい予測ならいいのだがそれが原因で行動を起こせなくなるのが一番まずい
「今腕組みされてるよな。。。俺なんか言っちゃいけないこと言ったのかな?」


10.モラルライセンシング
いいことをしたあとに思わずちょい悪なことをしてしまうこと。
「よし、今日はダイエットでお昼抜いたぞ! ご褒美にコーラでも買うか!」