人間という種の性戦略について一人ごと


以下の内容は性淘汰理論などなどの進化論的に、人間の行動理論と現実世界では実際に何が起こっているのか考える、というあまり生産的ではない内容になっております。


僕のブログでは以前性淘汰について二回ほどとりあげたのですけど、意味がわからないと思う人はわかるところだけ適当に聞いていってください笑
まあ、大幅は本で読んだ内容なので信頼性は高いと思いますが、独自の考えに関しては私は考えるーみたいな表現をします。


まず、女性がご飯を男性から奢られたいと考えるのは自然なことなのだと、色んな本を読んでいて気づきました。
古来において、男性は女性と性的な関係になりたいなら、報酬としてお肉を要求したそうです。べつにお肉自体に意味があるわけでは、ないのですけどハンディギャップ理論。つまり、自分への愛とやらを客観的に図ろうと女性はしていたのですね。
女性が採取などをできるようになって時代において、実でほとんどの栄養価は採取したもので満たされてそうです。


じゃあ、男はなぜ肉を捜しにいくのか?男が狩に行って大きな動物を仕留めて肉を持ち帰る確立は約10~4%ほどだったそうです。しかも、肉は3日ほどで腐るので栄養としてはまったく使えません笑
されにお肉だけがほしいなら、草原で小さい動物を捕まえれば簡単に手に入るはずだったそうです。けどみんなそうはしなかったのです。


じゃあ、男性は何をしてたのでしょうか?そう自分の性的魅力度を上げに行ってたんですよ!スポーツやってる男はもてるでしょう、それと同じ感覚です笑


つまり、大きな動物を倒すことで自分の肉体の頑丈さ、精神の強さ、知性でアピールをでき。そして、女性もそのような男性が好きだったのでしょう。


スポーツも非常に非合理的な行動なのです。しかし、多くの男性はスポーツを楽しめますし、結果的に性的魅力度が向上します。


そう私たちは


ほかにも、この現象なんとなく現代に似てませんか?
現代においては労働生産性は非常に向上しました。食料さえあれば多くの人間は生きていけます。では、どれほどの食料が必要だとして、たぶん日本の人口をまかなおうと思ったら日本人は平均年収の10分の1でまかなえると思いますよ。


ほかにも、電気、インターネット、ガス、水道の整備、税金さえしていれば大体生きていけますよね。これらを計算すると田舎の場合月々10万円ほどあれば生きていける計算になります。なのに僕らは平均年収が400万つまり、月々多くの人々は120万円で最低限の生活と娯楽(友人としゃべる、たまにカラオケ、自転車旅)などで生きていけるのに、そうはしない。


たぶん多くの人は広い草原で、マンモスとか、いのししを探しに言っていると思うんですね。つまり、資本経済における勝者とは多くの資本を持っている人間です。それは、なぜか?結果的にその人物の魅力度を上げている可能性が高いからです。実際に女性から見たお金持ちは全体的に魅力度があがりますからね。


それにあるアンケートでは多くの人が、自分が年収600で他人が年収1000万よりも 自分が年収400万で他人が年収200万の方がいいというのです!


そう、つまり相対的に資源を持っていることに本能的にとりつかれるんですね。特に男性は。


たぶん栄養に節約に気を使うゴキブリとかから見たら意味不ですよね。昆虫みたいな種は無駄に動くことは栄養のロスになるため、ニートこそ勝ち組状態になりますし、多くの種は無駄に動き回るような動物はほとんどいません。
明らかに適者生存では説明できないことが目の前で起きているのです。


実際にうちのゴキブリは天井から僕を筋トレをしている姿をみて鼻で笑って
「なんなんだ!wwじたばたしても栄養がなくなるだけだぞw」
と言っていました。



話は飛びますが。
女性が結婚のパートナーの結婚指輪に給料二ヶ月くらいのお金をつっこんでほしいと考えているそうです。
ダイヤモンドの価格が私たち給料よりも相対的に低くなった現代ではどうでしょうか?
その状況では女性はさらに大きなダイヤモンドを買ってほしいと考えるそうです。
さて、僕男性の立場としては、「なんて女性は非合理的な動物なんだ!」と言いたくなってしまう時期が僕にもありました。
しかし、女性がほしいのはあなたの犠牲なんですね。つまり、自分にそれだけの無駄なコストを払ってくれるだけの資産と愛があることが、その瞬間に証明されるんですね。
そうなると、ビルゲイツが奥さんに送った結婚指輪とは非常に高そうですよね笑



さて、ひと段落しまして。。


多くのカップルは約4年程度で、分かれる確立が上昇するそうです。なぜ、でしょうか?有力な仮説は古来において、子供を孕んでいないで4年間も一緒にいる場合将来的にその人物との子供ができないこと多かったため、人はそのように進化した可能性が高いそうです。
まあ、つまり愛着というものがなければ一夫一妻性は存在しないのだとかってに考えます。


大体の動物は相手に何らかの性欲を抱くことはありますが、同様に恋愛感情も機能していることが多いです。つまり、恋愛と性欲とは脳の回路は少々ことなりますけども、性欲が人に恋愛をさせているんですよね。まあ、ご存知だと思いますけど。


つまり、相手と性的な関係になるためには遺伝的に、肉体的に、知性的に相手が自分の持っている閾値を超えているか認識する必要があるのだと考えます。
その閾値を超えた相手に対して抱くのが恋愛感情では、ないかと考察しております。


ちなみ、あまり楽しくない話をしますと。一目ぼれは恋愛感情においてたまにある形ですけど。一目ぼれされる可能性が高い人は肉体的な魅力度が普通の人よりも高いらしいです。
具体的には、肉体的魅力度を5点満点で評価すると、1点上がるごとに一目ぼれされる確立が9倍になるそうです笑
つまり、僕らは特定の女性や男性に一目ぼれをしやすく、向こうからしたらまたかよーとなるのかもしれませんね。


僕みたいなチビガリには、非常に悲しいお話になっているのですけど笑
ちなみ、男性は肉体的魅力度は筋肉というものがございますから、ワンちゃんあります。



女性の場合は、アンチエイジングの専門家のパレオな男さんのブログとか読むといいと思います。男性は若い女性が好きですからね。


また、話はぶっとびますけど。若い個体が好きという点で人間は少々変わっているそうです。確かに若い個体の方が生殖能力が高い可能性がありますけど、確かチンパンジーの場合はすでに一度子供を生んだことがある個体の方が魅力的に見えるそうです。
つまり、チンパンジーは熟女好きなのかもしれせんね。基本的に長く生きている雌の方が、経験値が豊富だし何より一度子供を生んだことがあるということは、その人物は生殖能力が正常にあるという証明ですからね。


まあ、人妻そそられるーとか言う人は実は進化的には合理的な判断だということなのですね。僕も好きですし(avの話をしております)
ほかに人妻がそそられる理由としては、自分の子孫を自分のコストを払うこと無しに生める可能性が高いからですね。


スズメは不倫症な動物らしく雌はすぐ不倫します。しかも、不倫されやすい雄の特徴として、肉体的魅力度が低い、やさしいけど餌をとる能力が低いなどなんとなく私たちも耳が痛い話になってますよね。スズメの雄は自分の子供だと思って育てているのに本当は他人の子供だということが、3分の1の確率で起きるらしいです。。。
泣けてきますね(泣き


まあ、人間はこの割合が確か10分の1程度だったらしいです。。(裁判所で調査対象となった家族をみると約10%なので現実世界ではもっと低い可能性が高いですよ。)
人間もスズメもどっこいどっこいですよね!(震え声



まあ、本来的に人間は一夫多妻な動物なのか、一夫一妻な動物なのかといいますと人間は緩い一夫多妻性だそうです。
実は金玉の多いさが非常に大事になってきます。つまり、金玉とは精子を生成する機械になっておりますのでその大きさが一夫多妻性と相関が強いそうです。


まあ、かと言って男性に一夫多妻性をやれといっているわけではございませんからね。
ちなみに一夫一妻性の恩恵は実は我々男も結構受けているのです。古来ですと独裁者がすべての若い女性を寝取るなんてことはざらとありました。
人が権力を得る理由は多数の女と寝るためという説も有力ですしね。
農村の男どもは、永遠に童貞なんてこともあったそうです。民主主義万歳ですね笑



以前にも言ったように
政治的力、政治的発言をする→自分の頭の良さがよく見せることによって政治的な地位があがる→性的なパートナーが増えるという感じに自分の適応度表示をしているわけですね。
これらの行動が多くなるのは、成人で若い男性ですよね。つまり、彼らは無意識に権力を追い求め結果的に性的なパートナーを増やすことに成功するわけですね。


フロイトの性の抑圧理論とはかなり違いますからね。フロイトの洞察はかなりすぐれていましたけど、我々は性的興奮をしながら上記のような行動をするわけではなくて、脳みその回路は別の領域を使えばよくて、性欲回路とは多少近いものならいいのではないでしょうか。



世の中にある多くで生存に関係なさそうなものは、性淘汰のために存在することがほとんどです。
性能だけで言えばほかの車と大差ないのに、エンブレムにかなりの額を払う車を買う人とか。
無駄に高いブランドを買い自分の価値をみなに見せびらかすとか。
ツイッターで自分がどんな高いご飯を食べているとか。
自分のブログで自分がどれだけ性淘汰の知識を持っているか見せびらかすとか。
まあ、ブログに性淘汰の話を書くことで僕の魅力度が上がるか、それとも変態と認識されるかは怪しいところですけどもww


けど、自分の性欲が興奮しながら上記のような行動をする人はほとんどいないと思いますけども。
俺はそんなはしょうもない感情をもってそんな行動を行っているわけではない、とも言いたくなりますよね。僕も同様に。


けど、我々が持ち合わせている美しい音楽をめでる、絵画をめでることは自分が相手の性的魅力度を定める機能だった可能性が高いです。つまり、いい性的装飾に対して美しいとか、すばらしいという感情がわくような仕組みになっているということですね。


ほかにも、いい服を着ると高揚感があがるのようなことは、結果的に自分の性的魅力度が向上する可能性が高いですから、進化的には合理的な戦略なのですね。



恋愛の話になりますが、恋愛は性欲とは多少は異なる快感回路を活用していますけど、多くの部分は同じ部分を使っています。その名前はvtaという名前の回路です。快感回路とも、報酬回路ともいいます。
基本的に自分が気持ちいと思う行動のほとんどは、上記のvta回路が動いていることが多いです。


また、僕の考察になるのですけど。現代社会の人間は非常に動物的には少々変な構造をもっているような気がします。


どんな構造かといいますと。性的魅力度を見せびらかそうと思ったら、その見せびらかしを見ることに対しても報酬系の回路が作動する必要があります。つまり、その魅力度を認識する能力です。
芸術を見たら芸術が美しいと思える心を意味しています。
誰だって音楽を聴いたら楽しいとか、悲しいとか感情的な表現に置き換えることができると思います。
それらの感情は本来的には相手に性的魅力度が高いかどうかを認識するためのセンサーだったと思うのです。


もしも、人間は自分の遺伝子をひたすら広げる機械だと仮定すれば、そんな機械の最適な戦略は自分の性的魅力度を上げること。つまりは多くの若者がするように、いい服をきて、恋人に自分の詩を書いて、音楽の作曲する、そして高い地位について働き給料を得るなどなどの行動を生涯的にやることが生命としての役割であります。
それなのに、多くの人は生殖能力がなくなっても上記のような行動をします。
たぶんの脳の機能としてデフォルトでついている性的魅力度高める装置、もしくはそれを見破る装置が、私たちの人生を結果的に楽しいものにしてくれるというわけですよね。



また、性的魅力度と資本主義には深い関係があります。
つまり、例えば孫正義という人物が自分の性的魅力度を上げるためにソフトバンク起業をして、そして性的魅力度をあげるために社員はソフトバンクに入社する。そして、私たちは性的魅力度をあげるために、おしゃれなスマホを買い求めるという無限ループが続いているような気がしますね。別に悪いことだとは思いませんが。。。


そのような性的魅力度を高めたいという欲望同士が資本主義という舞台で舞っているみたいなシュールな構造が非常に面白いですよね


ただ、コンテンツを受ける側は常に性的魅力度とトレードオフで自分のお金払うのだからなんだかなーという感じですけどね。


以下は以前のお話となっておりますので興味ある方は覗いてみてください。